体育の鉄棒がきっかけで友達と公園で鉄棒の練習をすることになったけど...

前回のお話



re鉄棒2


その日、元気よく帰ってきた息子は

キラキラした顔で

ランドセルを置くなり、


今日ね、体育の授業でね
鉄棒だったんだよ
さか上がりしたんだ。
ボク、すごく上手にできたから
先生がみんなの前でやってって言ったんだよ

あードキドキしたぁ~(≧▽≦)

そしたらね、よしお君が
スゲーって言って
教えてって言って

今日ね、みんなで公園で鉄棒
やるんだ
一緒に遊ぶことにしたんだ!


もうもう、嬉しさ爆発って感じでした。

その後、さっとおやつを食べて

玄関を駆け出して行きました。

re鉄棒2 (1)


家を出て少し経ったころ、

目に涙をいっぱいためて

帰ってきた息子。


どうしたか聞いてみると

待ち合せをした交差点に

誰も来なかった。と。


一瞬、仲間外れ?
わざと?

と、よぎったんだけど、

そんなことをする理由もないし、

家に帰ってから息子は、体育の話を

長々としていたのと、

待ち合わせの場所が我が家から

ちょっと距離があるので

なにか行き違いがあったかな。と。

re鉄棒2 (2)

息子に後から一人で公園に行かせるのは

ちょっと勇気いるのかなって思ったけど、

とにかく公園に行くように言ったら

ちょっとスネて、

もういいよって。


お友達と公園で遊びたいんでしょ!。

うん....

だったら行きなさい( `ー´)ノ

ちょっと厳しめに言っちゃった。

でも、息子は

行ってくる=3=3=3

って玄関を駆け出したんですよね。


あたし、後ろ姿をずーと見ながら

がんばれ、がんばれ、がんばれ。

って何度も心の中でつぶやいたな(´-`*)。


あれ...
これ書いてて涙がでてきた。


さぁ、家にいても落ち着かない。

どうなったかな。

お友達と合流して遊べてるかな。

お友達が見つからず、ウロウロしているかな。

仲間に入れてもらえず立ちすくんでないかな。


結局…

公園までコソっと様子を見に行っちゃった。
re鉄棒2 (3)

もーそこには、さっき涙目だった息子は

どこへやら。

子ども達の大きな声が聞こえて

楽しそうに遊んでいました。


その時、子どもの遊ぶ声っていいなーって

しみじみ感じました。


子どもって

ほっといても、仲良くなって

いつの間にか遊ぶもんだって

思ってたけど、


息子みたいにずっと待ち続けている子も

いるんですよね。

ちょっとしたキッカケがあれば、すぐに

打ち解けて遊べるのが子どもの力!


新一年生、がんばったね!

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