今回は息子が迷子になった話です。夫と私、息子の三人で出かけたときの話です。ほんとうに怖かったエピソードです。


はじめに、
迷子って事件に巻き込まれていることもあるし、
事故にあっている場合も。
ブログで軽く書く話題ではないのでしょうが
これを読んで頂いて、ちょっと気を付ける
きっかけになればよいかなと。


我が家の出来事。
三人で電車に乗って動物園に行き、夕方
クタクタになって帰ってきた時のことです。

自宅の最寄りの駅について、夫がICカードの
チャージをしてくるって言ったんです。
あたしは夕飯をどうしよかと考えながら
駅ビルに入っているお総菜屋さんを
キョロキョロと見ていました


re-色迷子


そして、夫がチャージから戻ってきて私に
声をかけた時でした。

「あれ息子は?」

re-色迷子 (1)


お互いに

「え?」

「どうした?」


「どこ?」

って感じで最初は私達もその場であたりを見回した
だけなんですが、本当に近くにいない事がわかると
お互いの口調も強く

「パパと一緒に行ったんじゃないの!」
「来てないよ!」
「ここで待っててって言ったじゃないか!」

もお、言い争ってる場合じゃないんだけど。

夕方の駅の雑踏で人も多くて、本当に息子の姿が
見えないことにあたしは足がガクガクしてきて、
夫とあたしは人目も関係なく息子の名前を
叫んでしばらく探し回りました。

re-色迷子 (2)


夫は駅前の交番に行くと。

そしてふと、あたしの目に駅のロータリーで
出発を待っているバスが見えたんです。
バスの下って子どもだとちょっとかがんだら
入り込める高さなんです。

瞬間的に”絶対にバスが動き出しちゃダメ”って
思って駆け出しました。

re-色迷子 (3)


バスの前で両手を広げて立ちはだかったんです。
私の姿を見た運転手さんは目を見開いて驚いた
顔をしました。

re-色迷子 (4)


バスの下を這いつくばって見て、息子がいない
ことを確認したときは、自分がどんな迷惑な行為
したのかさえ判断ができなかったです(-_-;)。

運転手さんに事情を話したら、すぐにバスから降り
念のため一緒に確認して下さいました。

その運転手さん

お母さん、落ち着いて」ってゆっくりと言って

下さった。

その声にまた涙がジワジワあふれてきました。

泣いてる場合じゃないので、運転手さんに頭を
下げてその場を離れ、駅に戻ってみると

re-色迷子 (5)


夫が息子と手を繋いで交番の方から歩いてきました。

安堵でわんわん泣きたかったけど、夕方の駅前の
人の多さに息子に抱きつくだけでした。
(抱き着かれた息子はひぇ~って感じだったんでしょうね)
夫にも抱きついたかも。



もう、なんど思いだしても怖かった出来事です。

子どもとの外出は楽しいけど、少しの緊張感も
必要なんですよね。

常に目で子どもを追う気持ち。
それは、だれと一緒でも大勢でもひとりでも。

追伸
息子がどこに行ったかと言うと、
美味しそうなニオイにひかれてお総菜屋さん
入ってる駅ビルに一人で歩いて行ったんです。
たぶん、私がそっちを見ていたから後ろを
私も歩いてきているって思ったのかも
しれません。

一人で歩いている息子を駅ビルの方がみつけて
下さり、交番に一緒に行ってくれたそうです。

何事もなくよかった、よかった、よかった、
の言葉しかありません。

もう何年も前の話ですが、
その時の駅ビルの方、バスの運転手さん、交番の方
ご迷惑をお掛けしました。
申し訳ございませんでした。
ありがとうございました。





re最後までお読みいただき




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